オフィス移転を計画している会社の経営者や担当者の方は、あらかじめ手順を確認しておくと作業が進めやすくなります。新しいオフィスを探すのと同時に、現在使用しているオフィスの賃貸借契約を解約する手順もあります。一般的な住宅用の賃貸物件では１か月前までに解約予告を行えば良いのですが、オフィス物件の場合は３か月前や６か月前までに予告するよう定められているはずですから契約書を今一度確認しましょう。解約日までに荷物の撤去や原状回復も進める必要があるので段取り良く進める計画を立てておきます。

オフィス移転先を探すことが最大のポイントになります。社員が通いやすく業務に支障をきたさないためにも利便性の良いオフィス物件を探す必要があります。不動産会社に行ってオフィス物件を探すよりは、オフィス移転をトータルでプランニングしている会社に依頼すると安心です。新しいオフィスのレイアウトや内装工事等も考えなければなりませんが、専門の会社なら豊富な知識と経験があります。

オフィスで使用する電話や電気、LANの工事もあるので一つずつ業者に依頼していては時間がかかります。セキュリティに関しては特に重要なポイントですから移転の機会に最新式のシステムを導入してもいいでしょう。荷物の引越し業者を探す時は、住宅の引越しだけでなくオフィスの引越しを行っている引越業者の方がおすすめです。オフィスには複雑な配線がありますし、慎重に扱わなければならない物が沢山あります。