事業の拠点を別の場所に移したいとき、今のオフィスでは手狭あるいは広すぎるときなどにオフィス移転を行います。オフィス移転では、準備も引越し作業も、後片付けも並々ならぬ労力がかかりますが、引越前に細かいところまで計画することが重要です。オフィス移転においては、注目するべきポイントがいくつかありますが、その一つがインフラです。電話やインターネット回線などは、事業をしていくうえで、なくてはならぬ代物といえます。

しかし、新しいオフィスで十分なインフラが整備されているかといえば、そういうわけではありません。例えば、高速インターネット通信をするために、光ファイバー回線が欲しいという時には、事前に工事が必要かもしれないからです。また、オフィスの構造を見れば、ケーブルを配するために、内装にも手を加えること考えるときもあります。各種工事が必要となれば、工期も長くなりますから、引っ越しの準備が更に前倒しにしなければいけないわけです。

費用を抑えるために自力でやろうと試みる方もいるかもしれませんが、万が一上手くインフラの敷設が出来なかった時には、仕事が出来なくなります。それに設定などではセキュリティ等の問題もありますから、素人が迂闊に手を出しては危険という可能性もあります。荷物を運ぶ、というような単純作業はともかく、インフラに関しては専門の業者に任せるのが一番です。そのためにも、信頼できる業者の選定を入念に行うことです。